2023年ホノルルマラソン初日Departure編

2008年、初めてホノルルマラソンを走ってから15年。
通算11回目のホノルルマラソンになります。

（過去の参加大会）

2008年
2010年
2011年
2012年
2014年
2017年
2018年
2019年
2020年（バーチャルラン）
2022年

若いころは、長距離ランなぞ変態のするものだと思っていましたが、まさかこれほど続くとは、僕自身が一番驚いている。

そして今年は初めての「一人ぼっちホノルルマラソン」。

もちろん、ハワイに行けば現地に友人がいますのでさみしいとかはありませんが、ゴールの感動をその場で分かち合う人もいないので、今回はブログをしっかり書いてお届けしようと思います。

2023年12月8日（金）

さて、今回もホノルルマラソンに出発するのは「土曜日」だ。

「土曜の夜のフライトで日本を発ち、ハワイ現地に時差があるから土曜の朝につき、よくハワイ時間日曜日の朝5時にマラソンスタート」ということをずっとやっている。

例年このあたりで某会の宴会が入り、ばたばたしている。
また、なぜか11月最終週まで急に時間ができるので出発の1週間前から急激に仕事が立て込む。
正直、僕が日本におらず毎月ハワイに行くことにしたほうが会社の売り上げが上がるのでは？という変な想いが胸をくすぐる程忙しくなる。

よって、8日も朝から必死で仕事をこなし、午後からはハワイ行きへのお土産等の買い出しと宴会の設営。
宴会も無事閉会を迎え、軽く打ち上げをしたのち事務所に戻って残務整理。
帰宅したら時間は明日ハワイに発つ人とは思えない「午前2時」を回っていた。
小室哲哉の「Running to Horizon」の如く、

♪眠れない午前2時　いらだちがドアを叩く

の状況であった。もちろんここから荷造りだ。
なお、この日電話の通話履歴を見ると午前だけで33件であった。

当然であるが、直前に軽くランを。なんてことはムリゲーでした。

2023年12月9日（土）

朝通常通りに起きるものの、昨夜遅かったので二度寝をかまそうとしていた。
が、実は昨夜のパッキングが完成しないまま「見なかったこと」にして寝たことを思い出し、慌てて起きてシャワーを浴びてパッキングを完成させる。

ついているキーホルダーは「アイナ・ジ・エンド」である。

会社にいき、片付けるべきこと、やるべきことを必死にやる。
11時に今度はマッサージへ。万全を期すため、またここ数日の疲労を取っておくために60分を投資。

しっかりマッサージの気持ちよさを味わいたいために、起きているつもりがたまった疲れで開始3分で寝落ち。
次に気が付くと、もうあと10分。
実質13分しか味わえず、非常にコスパの悪いマッサージとなる。
体は楽になりました（笑

その後、そろっていないお土産を買い、会社に戻り荷物を詰めなおし神戸空港に。

今回は関空ではなく羽田発なので「万が一」の国内線遅延を考慮し早めに会社よりポートライナーに飛び乗る。

忙しいときに限って「笑い」のアイデアが降ってくる。
知り合いの会社のコマーシャル映像のストーリーがポートライナー一駅分でまとまる。

出来るときはこんなもんやねんなー。

神戸空港から羽田へ。
羽田国内線ターミナルから国際線ターミナルへ。
デルタ航空にチェックインと荷物預け。

今はスマホでチェックインし、空港では荷物預けの手続き。
それもほぼセルフとなっている。
ビビる程スムーズだ。

羽田国際もはじめてだったので、かなり余裕を見ておいてが想像以上にスムーズに進み、離陸まで4時間を残す結果となる。
まさに、試合に勝ってケンカに負けたような状況で羽田空港国際線ターミナルでひとりさみしくなる。

そんなさみしさが、間違いを引き起こしたのか、何か夕食に食べようとウロウロ。
当然空港は少し値段も高い。どこでもなんでも1,000円を超えてくる。

これから円安のハワイで地獄を見るのに、今ここで頑張る必要もないと思いながらも旅行中は財布の紐も緩みがちだ。
リーズナブルそうな寿司店を見つけ寄っていったが、店前のメニューをみると「新世界の大興寿司」の10倍くらい高かったので心の小市民が顔を出し引き返す。
こんなところで、高額払うかよ！と息巻くものの、価格に引き寄せられ「羽田空港で出国前に吉野家で並みとたまご」という食事をする。
これもなんか負けた気がする。

気を取り直し、シャワーを浴びに行く。
旅行にいくまえに、一回家に帰ってお風呂に入っていく。
そんなことハワイ行きで出来た試しがない。たいてい会社から直行だ。
今回もそうなので、飛行機で寝る前にはスッキリしておきたいので、シャワールームへ。

羽田国際線ターミナルの2階にシャワールームがあります。