今日2杯目のコーヒーを手に、スタバの席に座る。

周りがMacBookを開く中、僕は「文章を打つ」という機能しかないテキスト打ちデバイスである愛機POMERAのDM250ポメラを開いた。

元旦という一年で特別な日に、心新たに頑張るために記しておく。

「短編映画を作りたい。」

「短編映画を作りたい」

漠然と考えていたことだが、2024年に実現に向けて動くことにした。

とはいえ、僕は普段から映画も見ないし、ドラマも見ない。

昔から話題のドラマの話にもついていけない。
今で言うと周りの同年代(アラフィフ)はNetflixで韓流ドラマを見ているらしいが、その話にももちろんついて行けない。

そんな人間が物語を必要とする「短編映画」なぞ撮れるのか?と思うが、必ずしも名監督がたくさん映画を見ているとは限らないだろう。という自分なりの謎理論を胸に動くことにした。

その第一歩として、今年出した年賀状に「今年の目標は『短編映画を撮ること』」と書いた。
まあ、これって僕がよくやる手段で「とっとと背水の陣をひく」というものだ。

言ってやらないと「あいつは言うだけや」となる、それはキツいw

とりあえず宣言をしてしまえば、あとは動く(自分が)だろうと狙っていた。
単純の生物である僕は、背水の陣を引いたことで僕自身の思惑のとおり動き出した。

今日これを書いているのは2024年1月1日、そう元日だ。

とりあえず、指を動かして行こうと思う。

1文字書けない奴は。15,000文字も書けないだろうと。

根拠なき自信

僕は映画をあまり見ないが、なぜか昔から映像制作は長けていた

とはいえ、その映像とは知り合いの中やちょっとした会や結婚式で流す、面白おかしい映像だ。
そこには、自信がありこれまでも何本もつくり、好評を得ていた。

中には、会社のキャンペーンに関する動画も制作したことがある。

そうしたことを積み重ねていたので、「動画をつくこと」については自信があった。
何だったら音楽もしていたので、BGMもオリジナルで作ることもできた。

しかし、しかしだ。

「ストーリー作り」がとんとだめだ。

キャンペーン動画でも、おもしろ動画でもストーリーはあるだろう、となるがそれは動画の目的がはっきりしていた。
キャンペーン動画なら、その商品を活かす映像だし、おもしろ動画なら見ている人を笑わせることだ。

しかし、それを演劇的であったり、短編映画のようなストーリーを作るとなると、急に思考がとまる。

多分、それは「映像を見る人の顔」が見えてないのだと思う。

勝手な思い込みだが短編映画っておしゃれだったり、なんかええ話か、作っている人の頭が良さそうな話が多い。

残念ながら「おもろいこと」だけは自信あっても、「おしゃれな話」とかジョジョの荒木飛呂彦的な「理論的かつかしこい理屈のある話」を作る自信はまるでなし。

でも逆にいえば「シナリオが出来れば、映像も音楽も出来るので短編映画は出来る」というポジティブな結論に達し、まずはシナリオを考えてみることにした。

シナリオ童貞のあがき

とはいえ、シナリオにいきなり手を付けるのは無謀だと思った
そこで、まずは短編の小説を書いて、それを映画にしようと僕は考えた。

だが、シナリオ童貞は当然小説童貞でもある。
だから、まずは誰かの小説の書き方を学ぶ(ぱくr。。。)ことにした。

「いったい小説家がどうやって内容を考えるのか?」が気になって、最近読んだ大好きな元BiSHのモモコグミカンパニーさんを参考にすることにした。


が、どうやって小説のプロットを考えているのかを調べたところ、、、、

「でも私の場合は、物語の展開を決めずに最初からバーって書くことしかできなくて、だからこの小説はどこに向かうのかとか、自分でも最後まで書き上げられるとかも、わからなかったし。」

smart Web インタビューより

。。。詰んだ。

そういえば、モモカンさんは頭がよかった。
「ワシにできる芸当ではない。(千鳥ノブ風)」

でも、まあ開き直ってそれを倣おうということにした。

とりあえず筆(指)の向くまま書いてみようと思って、今回の記事が出来ているのだ。
もしかすると、この僕が短編小説を書くまでの話そのものが物語になっているのかもしれない。

どうにか、書き上げたいなぁ。

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