餃子と天津飯のバランス
2016-01-11
先日大阪でとある中華料理店に入った。
お腹の空いていた僕は、餃子2人前と天津飯というベタにもほどがあるメニューを注文。
「腹減ったな〜、餃子をおかずに天津飯を食おう」
とまさに「孤独のグルメ」の主人公のような心境で注文したのだ。
注文から間もなく、天津飯がやってきた。
「お、早いな!」
写真を撮り損ねているが、濃い目の黄金色をしたあんかけに浮かび上がる満月のような卵を纏いし天津飯。
餃子と一緒に食べたいところだが、ついついレンゲが進む。
熱々のあんかけに注意しながら、その黄色い魅惑の衣を口に運ぶ。
ほろり。
卵がふわふわである。
これはうまい。
しかしこれ以上行くと「餃子と一緒に」楽しめない。
そこで次に来る餃子を待つことにした。
のだが、、、、、
こない、待てどこない。
そのうち、冷めてしまうとチビチビやっていた天津飯がなくなる寸前に
「お待ちどうさま!!」
遅いわい!!( *`ω´)
声には出さないが、もう僕の餃子へのモチベーションは冷めきっていた。
食事というものは、どんな人のも想いがあると思う。
僕にとってはこの日は「餃子をおかずに天津飯を食べたい」という想いが裏切られたことは本当に悲しい。
そして、後から来た餃子を業務的に口に運ぶ。
美味しいはずの餃子も美味しくない。
食べるということは、栄養をとるだけでなく、気持ちまで大きく左右するな〜
この帰り道の僕の凹みっぷりはなかった。
じゃあ、気分変えてもう一軒!(飯)
切り替えの早い僕であるが、これが痩せない一番の理由だと思う。
「モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず 自由で なんというか救われてなきゃ」
(by 孤独のグルメ 井之頭五郎)